阪神高速サービス株式会社 駐車場・不動産事業部では、培った駐車場の管理運営のノウハウを活かし、新規事業の創出や更なる企業価値の向上に資する施策として、短時間利用の時間貸駐車場と長期間利用の月極駐車場に対して、何か新しいアプローチは無いかと模索しました。
そして、クロスプラットフォームのような考えを駐車場形態にアジャストし、月極駐車場に空き枠があれば予約可能な時間貸駐車場として利用ができ、また、その枠に月極契約のお申し込みがあれば、電子契約により自動的に月極契約ができる「リザパー」を株式会社いえらぶパークと共同で開発しました。
月極契約者(※1)は、月極賃料にリザパーサブスクリプションを追加契約することで、いつでも空き枠を利用出来る新たなサービスとして利便性の向上が図れ、管理会社は、月極駐車場の空き枠で利用者を募集しながら時間貸し利用することで、収益の向上が期待できる。そんな互いにメリットのあるサービスを目指しました。
現在では、大阪市内の月極契約者が、兵庫県の駐車場の空き枠をリザパー利用されているなど、有用性の効果が確認され、リザパーに参画する企業も増加しています。
※1 「QRsign月極駐車場」契約システムを使って契約をした方または、いえらぶパークを介して株式会社いえらぶパートナーズの提供する駐車場保証の契約をした方